中国留学で知ったキャッシュレス社会の便利さ
こんにちは、Yukaです。
中国留学も残り1ヶ月半となりました。
あっという間だったなあ。
実はわたしは留学に来てからミニマリストを目指して生活を続けています。
「必要以上にモノを持たない暮らし」の実践は、留学生活には最適であることに気がつきました。
そんなミニマリストの実践のひとつが、「財布を持たない暮らし」です。
日本ではやはり現金への信頼性が強く、キャッシュレス社会がなかなか根付かないというネットニュースを最近多く見かけます。
わたしも日本ではそうでした。「現金のほうが安心じゃない?」という母の考え方に影響されていたのかもしれません。
しかしよく考えてみると、現金を持ち歩くために大きな長財布を購入し、小さいカバンの面積を圧迫し、買い物をするたびに長財布を取り出しお札と小銭を細かく出し…という、実に面倒なことをしていたのだなということに気がつきました。
そんなときに中国へやってきて目の当たりにしたのは、「スマホ決済」。
「支付宝(Alipay)」「微信支付(Wechat pay)」があれば町中どこでも支払いができます。
中国における簡単スマホ決済の流れ(Wechat payの場合)
日本でのWechatの知名度ってどれくらいなのでしょうか?中国ではLINEが使えないのでWechatでメッセージを送り合います。Wechatにはメッセージを送る以外のたくさんの機能があり、その1つがスマホ決済です。
②「钱包(ウォレット)」を開き、銀行カード情報を入力する。
ここで、中国の銀行口座が必要になります。これに慣れない日本人は多い。(外国人含め何人も見てきた)しかし声を大にして言いたい。銀行口座を開かなければ不便きわまりない。とりあえず中国着いたら口座開くのがいいです。(パスポート、住所があれば開けます。※私の場合はさらに個人ナンバーが必要でした。地域差あり?
銀行カードの番号、身分証情報、現地の電話番号などを登録し、ひも付け完了!結構簡単です。
③お店へGo!
支払い方法は主に2つです。
(1)支払うときに、「钱包(ウォレット)」⇒左上の「收付款」でQRコードを出す。⇒店員さんに読み取ってもらう⇒支払い完了
(2)レジ横に置いてあるQRコードを「扫一扫」で読み取る。⇒自分で金額を入力、支払う⇒店員さんに見せる⇒支払い完了
簡単ですよね!すばらしい。
支付宝(Alipay)の支払いも同じようにできます。お店へいけば、どちらの支払い方でも対応しているので、どちらかしか使っていなくても問題ないです。
ちなみに私はどちらも使用していますが、支付宝をメインに使っています。
理由は、アプリを開いたときにすぐ支払えて操作が楽だからです。(Wechat payは最初にトーク画面を開くので少し操作が増える)
その他の違いとしては、Wechat payで支払うとたまにWechatにお店の公式アカウントが自動的に追加されることがあります。(これが面倒なので私はあまり使わない)
さらに便利なのが友達への送金
Wechatなら、友達にチャットを送る感覚でお金を送ることができます。
「さっき代わりに払ってくれたお金、あとでWechatで送るね!」
は、よくある会話ですね。
それから、大勢でご飯を食べた後の会計。
日本でよくある飲み会での会計シーンは、「ひとり2890円?今5000円しかないんだけど細かいの持ってる人いる?」「あとで細かい小銭返すから覚えておいて」
これって本当に面倒ですよね。
Wechatではその場にいる人たちでグループをすぐ作成でき、1人が割り勘額を設定すれば全員からお金をもらうことができるのです。
しかも細かいお金まで払うことができる。
小銭やお札の煩わしさがまったく無いんです。
こんな生活に慣れてしまったら、日本に帰ってから現金社会が面倒に感じてしまうんだろうな〜と思うばかりです。
しかし私は日本に帰ってもキャッシュレスで生活したい!
と本気で思っています。
今日本で対応しているキャッシュレスシステムについて調べ検討し、健やかなキャッシュレスライフを送るために記事を書いていこうと思います。