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検察側の罪人を見てきた

こんばんは、Yukaです。

ここのところの記事は何だか報告系…。

今日は今話題の検察側の罪人を見てきました!

※映画、原作ともにネタバレあります。

映画と小説の違い

わたしは映画の前に原作を読んでいたので事件の仕組みは理解していました。

ですが、この映画の物語を一度見ただけでは事件の細かいストーリーが分かりにくいのでは…?と思いました。

何せ映画は2時間くらいだしそのなかに文庫本上下をおさめるのは難しいのはよくわかっていますが。

二宮さんも実際、「難しい話」だと語っていました。見るたびに違う正義を追い求めてほしいと。

また、松倉の末路が異なっていることやあの敏腕弁護士(名前ど忘れ)の存在なんかも違っていましたね。沙穂の過去も。

細かいところは挙げたらきりがないと思いますが。笑

キムタクVSニノ

あえてのカタカナ。

わたしは嵐の二宮さんファンであるとともに、俳優二宮さんも好きです。

そして木村さんの出演作を真面目に見たのは初めてだったかもしれません。親世代がよく言う「キムタクは何を演じてもキムタク」っていうのはある意味褒め言葉なんだろうなっていうのが分かったような気がしました。

彼らは役柄でしだいに対立し正義をかけて何度も対峙します。

バラエティでは和気あいあいとしているお二方ですが、劇中でのバトルはやはり見所でした。

個人的に気になったところ

沖野と沙穂の関係

これは原作も映画も同じようにそういう関係になっていくわけですが、

映画の事後のシーン、なんであの態勢なの?って思った人多いのでは…。私は思いましたハイ。

明言は避けますがいろいろ想像しちゃうな…そしてそういう状況でも事件の話をするんだなあって…

ただ本当に個人的に、GANTZのこのカップルがまた見られて嬉しいです。

松倉と沖野

沖野(二宮さん)と松倉の対峙するシーンも原作では印象を残したところでした。

映画ではコンパクトに収まっていましたが、あの中に沖野の聴取のすべてを込めたという感じがしました。

そして松倉役の俳優さんもすごい…!

あの「んぱっ」は流行りそうな気がします←

ラストシーン

今日の舞台挨拶でも話題になりましたね。

「気分がいいか」「気分が悪いか」の二択だと二宮さんが言っていたラストシーン。

正直ラストに関しては原作のほうが好き、というかしっくりきます。

木村さんが言っていたように、「スクリーンと観客が一体化したと思ったらすぐに突き放される終わり方」でまさにその通りだと思いました。

最上が裁かれるところまでいかなかったのは尺の関係か、キムタクの拘置所姿を見せないためか…()

原作では叫ぶ沖野は駅のホームで、隣には沙穂がいました。この構図がなんだかしっくりくるといいますか。

映画では、別荘を出た沖野がひとりで叫ぶ。上から最上が見下ろしている…

そこで一瞬にして映画は終わるので、取り残されたような気分になる…。

もやっとした思いをもたせながら、あなたの正義は何かと問われているような気がしました。むむむ。

普段映画や小説をを見ない人間なので、久しぶりに重みを感じるストーリーを見ました。

あの「怒り」とは似ていないけど同じような重さのある感情、そんなものが襲ってきたような気がします。