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ひとりごと。いままでと、これからと。

大学卒業後の進路について考えてみた話

2018年の夏ごろ、

大学を卒業したら、私はこうするかなといういくつかの候補がありました。

①企業に就職をする
②大学院に進学をする
英語圏にワーホリ行く
④日本語パートナーズでタイへ行く

ひとつずつ、その候補についてなぜそうなったのか、結局どうするのかってことを整理しておきたいなあと思って書きます。

 

②大学院進学について。


私は大学の副専攻で「日本語教育」を学んでいます。
これは、Japanese as a second language — 第二言語(外国語)としての日本語、つまり外国人に対する日本語教育です。
日本語教育にはずっと興味がありました。
理由としては、①日本・日本語が好き ②日本語を学ぶ外国人をサポートできる方法の1つだから、という2つがありました。
実際に学部で日本語教育を学ぶのはとても面白かったし、日本語教師としてのキャリアもいいなあと思っていました。
日本語教師としてのキャリアを進むならば、大学院進学はほぼ必須といわれています。だから、日本語教育を学ぶために大学院に行こうかな、と思う時期もありました。

結論としては、大学院進学は今のところ、ナシです。
理由
1.卒業後にすぐに院進する必要性
2.日本語教師への本気度
3.日本語教育を専門としてやりたいのか

1.卒業後にすぐに院進する必要性
が、ないと思いました。
北京留学中、ある日本語教師さんに会って少し話をする機会がありました。
その先生は「日本語教師をやるなら、社会経験があったほうがいいよー」と言っていました。なぜなら、日本語を教える上で、ビジネスマナーや日本での働き方(文化)を教える必要がある場面があるからだそうです。やっぱりビジネスに少しでも触れていた方がいい、というのはその先生の考え方でした。
そんな話を聞いて、確かに大学院なら学部からすぐに進学するのが必須というわけではないということもあるし、それなら私は少しでも社会経験はしたいなあと思うに至りました。

2.日本語教師への本気度
は、私にはそこまでない+私は教師になりたいわけじゃない
と思いました。
これも北京留学を経て感じたことです。
留学中に仲良くなった日本人の友達は大学で日本語教育を専門に勉強しており、将来は大学院に進んで日本語教師になる!と強い決意を持っていました。その友達は留学中にも日本語学科の授業に参加したり、日本語学校で教える経験をしたりと積極的に動いていて、そんな彼女と話していて私も刺激を受けたことが多くありました。
私自身も日本語教育に興味を持っていた身として、日本語学科の授業に参加したり、日本語学習者の中国人大学生が参加する合宿に関わったりもしました。
いろいろと動いてみた結果、「日本語の先生をやりたいわけじゃない」と思うに至りました。
教えるといっても、教師1生徒多数、というスタイルではなく、1対1で「◯◯って日本語でなんていうの?」「こういう意味だよ」というやりとりは好きでした。おそらくポイントはその関係性なのかもしれません。
だから、日本語教育に関わりたいけど、先生になりたいわけじゃないんだよね、という気づきを得られたわけです。

3.日本語教育を専門としてやりたいのか
これも2につながることです。日本語教育に携わりたい。じゃあ大学院に行くなら、専門的に学ぶことができるからいいよね。でもそれを専門として生きていくの?
といわれたら首を縦には振れなかったわけです。
そもそも、どうして日本語教育に携わりたいの?って考えたときに、
私は、日本語を学んだり日本で生活をする外国人のサポートをしたい→日本の社会があらゆる人にとって生きやすい場所でありたいと思っているんだ、というところに落ち着きました。
留学をしてマイノリティとして中国社会を生きたからなおさら強く感じたのかもしれません。日本の社会は、形式として外国人を多く受け入れる一方で、内面はかなり閉鎖的だと私は思っています。まだまだ外国人が生きやすい社会じゃない。
だからこそ、日本に来たり関わりを持ってくれた外国人にとって日本が生きやすい場所であり居場所になったら嬉しい。
私は日本が好きだから、そう思うんです。
わたしのヤリタイコトを根本的に見つめ直した結果、日本語教育はヤリタイコトの手段の1つであって、それが一番ではないということが分かりました。

そんなこんなで、大学院進学は、今のところありません。
でも海外の大学院で学びたい欲はめっちゃあります(おい

 

英語圏にワーホリ行く

英語圏の留学がそもそもの夢でした。
(じゃあなんで中国に留学してんねん、っていうのもまた機会があったら書くつもりですが。)
やっぱり英語を話せるようになりたいっていうのは憧れだし夢なんでしょう。こればっかりは永遠の夢な気がしています。
そこでワーホリという存在を知ったとき、「ワーホリって年齢制限あるんだ!?そしたら今行かなきゃあかんくない?!行くしかなくない??」なんてテンション爆上がりして行くこと本気で決めていました。
親にも話しました。
「卒業したら、ワーホリ行きたいんだけど…」
父は、いつものごとく「好きにしたらいいじゃん」と言いました。
母は、すんなりうんとは言わず、「やっぱり就職してほしいな」と言いました。

それからいろいろ考えました。

でも結局、現時点での英語圏ワーホリはやめることにしました。

ワーホリ行きたい理由って、
私の場合「英語話せるようになりたい」「海外で生活したい」からであって、海外で働きたいからとか、何がしたいとかいう明確な理由はあんまりなかったんですよね。
留学直後の海外ロスによる衝動だったんじゃないかなあって思っています。

でもね海外で生活はしたいんです(しつこい)

 

④日本語パートナーズでタイへ行く

日本語パートナーズは、国際交流基金が東南アジアの諸地域に日本語教師のサポートとして派遣を行う事業です。
私は大学で日本語教育を学んでいるので、日本語パートナーズにずっと興味はありました。
留学を経て、日本語教育に携わりたいけど日本語教師になりたいわけではない。と②で述べた通りですが、日本語パートナーズは日本語教師のサポートをする、という立場であるということから、「私のやりたいことかも?!」と思いました。
かつ、タイの募集タイミングが留学直後であったこと、留学中にいちばん仲良くなったのがタイ人の子だったこと、というのが重なり「タイに日本語パートナーズ行きたい」欲が半端なかった時期がありました。

結局、②で考えたこともあり、
また申請のタイミングなどを考えて選択肢から外しました。

それぞれのフェーズでとても悩んでめちゃくちゃ考えて、やっぱり就職活動してみよう、と思いました。

①企業に就職をする

就活をすることできっといろんな会社のことを知れるしいろんな大人と会うことができるから、やっておいて損はないんじゃないかなと思いました。

今就活をしてみて思いますが、新卒の就活ができるこの時期はめちゃめちゃ貴重だなと感じます。

もし自分にとってここで働きたい!と思える企業があればそこに就職をしたいです。
もしご縁がなければそのときは海外に逃げよう()なんて思っていたりするので、気楽に就活をしようというスタンスで、就活を始めることにしました。

 

大学卒業→就職が当たり前なんかじゃない。
それ以外の選択肢をきちんと検討するのも必要だと思って記録に残しました。
思いのほか長くなってしまった。